みんふのセミリタイアことはじめ

50代でセミリタイア生活に突入しました

東京大学総合研究博物館にいってきました

みんふです

 

本郷方面に所要があったので、東大本郷校舎にたちよりました。

東大前の地下鉄の階段を上ると、UMUTオープンラボ——太陽系から人類へ』と『最古の石器とハンドアックス――デザインの始まり』のでかいポスターがお出迎え。

 

用事までに時間があったので、無料だし(期待せずに)いっちょう見てみるかということで足を運びました。赤門から本郷三丁目方面の奥に入ったところにその建物はあります。

 

入ると土器とか骨とか蝶とか虫の標本が簡潔な説明の元、いい具合の照明の中で陳列されております。無料でみせていただいていいんですか?のクオリティーです。さすが日本の最高学府。

 

その中で、キリンやアジアゾウの大きな骨がどどどーんと置かれている中でアジアゾウの説明に「2014年大阪天王寺動物園で亡くなった春子の骨」とあります。

 

「このこ、見たことあるわ」

 

今から5年ほど前、関西に遊びにいった際、関西在住の昔の上司と後輩の3人で天王寺動物園に行ったのでした。この上司は私の在職の中で一番仕事がやりやすく気の合った方。ゾウの前で、「女の子なのに、おおきなうんこしてはるで~」とか大声でいうバリバリの関西人。

 

在職中東京転勤を命じられ「大井川より東にはいかん」とさっさと転職していかれました。後輩ともども、やめられてからも飲みに行ったり小旅行にいったり会えばとことん楽しませてくれる方でした。

 

3年前に定年で、「さぁ これから遊ぶぞ~」のタイミングで大病をされて、おととしの夏にそのまま亡くなってしまいました。

 

寿命なんてほんとわからないもんです。定年前までは元気の塊みたいな方でしたから。関西での愉快な仲間が一人いなくなってしまい寂しい限り。亡くなったと聞いたときは抜け殻状態でした。

 

春子の骨の前で、「最終的にみんなこれ(骨)になる」とか佇んでいたら妙にリラックスした心持になり、気が付いたら1Fしか見る時間がなくなっていた。

 

2F以降は次回にもちこし。丸の内のJPタワー(昔の中央郵便局)にも関連施設があるようなので、こちらもいずれトライしたいと思います。